心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

天使からの手紙

パスタを食べたら、 笑いがこみ上げてきたんだ。 駆けっこをする子供たちは、 世界の縮図の中にいた。 ほろ苦い山菜は、 湧き水から離れた場所にあった。 蝶々が、 それに集まってゆく。 ぼくはポケットに 手を入れてみるんだ。 天使からの手紙を読みながら、…

老舗のかまぼこ屋

老舗のかまぼこ屋の 横を通り抜ける。 オレンジジュースとも また違うようで。 とがっている訳でも、 丸みを帯びている訳でもなく。 ただただ、 時間と共にそこにあって。 曖昧でも良いような、 そんなことすら感じるような。 前に来た事あるような、 どこか…

涼しさを感じながら山に行く

山に行くんだ。 涼しさを感じながら。 鬼ごっこだ。 南風が心地よい。 きみは生命の息吹を感じている? 曲がりくねった道で。 昔のぼくに問いかけるんだ。

せまい部屋とコーヒー

詩集を手に取ると、 空気が澄んでいくような気がする。 そんな中で、 鳩が話しかけてくるんだ。 室内のたいせつな記憶である。 せまい部屋は、 まるで何かを守るようで。 多くのことを知りすぎたとしても。 そっとコーヒーの香りを感じて、 窓から公園を眺め…

走るカウボーイ

宙を舞ってゆく。 そして遠くへ。 カウボーイは走っていた。 喜びと共に。 ぼた餅のようだ。 ダイヤモンドは輝く。 少年のように。

甘いアイス

折り紙を折ってみる。 今すぐに。 鈴の音が心地よく聞こえてくる。 夏を感じる。 どこまでもずっと。 あの場所で初めて分かる。 甘いアイスのようだって。 深海魚を見ようとはしてないんだって。

カードゲーム

カードゲームは、 何をもたらすのだろう。 登竜門のように見えて、 そうじゃないようにも見える。 しかし、 流れてゆく。 不意に現れる精霊には、 出会えないというのに。 王様も会えないんだ。 美しい景色を見ようって、 目をそむけるんだ。 違う色のようで…

アルプス

グリーンピースを 忘れそうな夜である。 逃げずに、ここまで 来たからだろうか。 ひとまず、 今夜はいつもより早く 電気を消して休もうか。 街もこころなしか、 静かな夜だった。 夢の中では、 なつかしい映画を見ていた。 ブランコにゆられながら、 どこか…

アザラシ

アザラシが また今日もショーの人気者だ。 声をかけると、 ちゃんと返してくれるので、 そこが好きなのだろうか。 アクロバットな動きは どこか自由を感じるのだ。 いつかのフランスの空のように。 風に染まってゆく。 ダンスホールで、 鐘の音が響く。 まる…

勇者

降り続く雨のなか、 立ち向かうでもなく、 そこに在り続けるのでした。 変わらない強さを、 少しばかり思い知るのです。 まさに不可欠なもの、 といったところでございましょうか。 そして、 二つ目の光がにらみつける のでございます。 一つ目と、二つ目の…

アンドロメダ銀河

特にないんだ。 別に何もない。 アンドロメダ銀河が むすんでゆく。 鼓動の高鳴りを 感じるだけなのか。 それでも輝きを 放つんだって。 渡ってゆくのだ。 防波堤をつくりながら。 明日の午後には太陽が、 駅のホームを照らしているんだ。

古き都のカラス

そこにあるものを 守ってゆきたい。 そんなことを思うけれど。 美しく流れる川にさえ、 歯向かうことはできなくて。 酒場でモノクロの映像が流れ、 そこに逃げ込むんだ。 熱狂の渦には、 なつかしい記憶があった。 古き都のカラスは、 屋根の上で何を思う。 …

ミラージュ

一度、立ち止まってみる。 乱れた髪をととのえてみる。 一筋の道が映し出される。 西洋の文化を感じる。 綺麗な花を咲かせましょう。 背景がオリーブ色に染まる。 ミステリーのように。

静かなミッドナイト

水平線の壮大さが、 やけに静かなミッドナイト。 たった一人で、 夜明けを待つ。 つじつまを合わせる気は ないようで。 逆のコントラストが、 灯台を照らす。 瞑想のなかで 見つけ出してゆく。 夜明けの心は、 雨を忘れていた。

疲れた足で、ふと思う夏の夜

言葉と人がするどく尖って、 まるで刃のようなんだ。 自分の想いが伝わらないように、と。 疲れた足で大地を踏みしめるんだ。 そんな時が、見たこともない風景との 出会いで。 気づいたときに、軽やかな足取りの 自分を確かめるんだ。 閉じ込められた時間が…

梨の木のまち

梨の木を少し思い出してみる。 あの時は、心のままで見ていたような 気がするんだ。 氷の上をビクビク恐れながら歩いてきた道。 不透明な真ん中を。 いま、透明な心をもって。 歩き出してみている。 それは誰も通ったことのない道だったんだ。

クリスタルのように

大切なものを見誤った者が、 忘れ去られてゆくのでした。 人知れず、 置き去りにしたりするのです。 窓から見える風景は、 色鮮やかでございます。 雲に覆われていても、 とても輝いているのです。 あの日ともう一度 出会いにゆく気がしたのです。 クリスタ…

セゾン

セゾンをつかむんだ。 宝石のように。 北の国からのおくりもの。 すぐに過ぎ去ってしまうんだから。 仲良くしよう。 牧場の牛がそう言っている。 ぼくは尋ねる。 強さとはなんだろう。 空気をすいこんでみる。 また始めようか。

ゆりの花が旅をしてゆく

ゆりの花が旅をしてゆく。 白い羽を羽ばたかせて、どこまでも。 それは、あきれるほどに美しくて。 どこかで大雨が降っていたとしても。 風をそっと通りすぎてゆく。 たった一つの言葉を繰り返す。 そして少しだけ思い出すんだ。 傷ついた何かを。 流れて辿…

天空都市ピアゴ

空高くそびえる天空都市ピアゴ。 飾り付けがたくさんあって、 オシャレな街並み。 空の上だからか、 時間がゆっくり流れる。 そんなに気をつかうこともない。 完璧をもとめていないのだろうか。 人々は笑いあった。 どこまでも長く続く道。 その周りには植物…

ブドウの木

そっと瞳をとじると、 河川の風景が浮かんできた。 曲がりくねっているのだろうか。 ブドウの木がそれを見守っている。 そんなに強くはないのだが、 日差しがヘルメットに反射する。 水がうまく受け流しているように見えた。 小雨が降ってきたが、 それがな…

二つの高い塔

二つの高い塔を連絡橋が繋ぐのでございます。 風は少なく、とても静かなようです。 1980年の風景の中にございます。 そこにいると少しだけ自分と向き合えるようで。 夏の日を一望しながら。 詩人は今日もどこかへ歩くのでした。 送りものの手紙が運ばれ…

アルミニウムを冷やそうとして

アルミニウムを冷やそうとして。 いつのまにか目的が宙を浮く。 そして一日がニヤリと微笑むんだ。 あいつの思惑がまるでルールのように。 取り繕うことが意味のない事と知る。 口をひらいているうちに感情が姿をあらわす。 まだまだ未熟だと繰り返してゆく。

そして、また明日を

どこかの森から大きな音が聞こえてくる。 今宵、なにかが生まれし時のようで。 それをたどってゆく。 少しだけ信じれるように。 ほんとうに数少ない伝説だ。 形ないものだから、影がまるでないように。 君は何を言う? いま気づく。 そして、また明日を迎え…

その日への片想い

ふと、あの日に戻れるようで。 まるで近くにある気がして。 その日への片想いなのだろうか。 あの日に捨てたナイフを思いだす。 だれかへと伝わる想いは。 時間よりも強いとしたら。 その名を呼ばなくてはならないのだろう。 なかなかに難しいことで。 そし…

己の未熟さを知りて

それを見ることが出来るように。 いま己の未熟さを知りて悔しがったのなら。 塗り替えてゆけるのなら。 受け取るものが始まりで。 動物たちには、まだ見えなくて。 長い年月が超えてくる。 あの人の言葉の意味を知る。 広い視野がせまくなってゆくように。

山奥のコテージのピアス

山奥のコテージに ピアスが置いてありました。 あまり人が来ないような場所なので、 長い時間そこにあったようでございます。 雨水がたまっていて、 そこに雨音が重なってゆきます。 ガラスのような透明な美しさを 感じたりしたのです。 夏になると、 きっと…

古ぼけた居酒屋

はじまった時には、 その想いに気づくことは なかなかに難しいことでございますね。 振り返る秋に、 雨のせせらぎが歩み寄ってきたりするのです。 年越しのなごやかな雰囲気も 想像の中では少しばかり遠かったりして。 儚いから美しいのでございましょうか。…

逃げ回るんだ

すべてが無効となる? 青色で輝いているというのに。 一定の風が吹いている。 無視しきれない、当然だ。 怒りに満ちてゆく。 毎日が大事なんだ。 なんとなく、それを分かってゆく。 カメラを回し始める。 すぐに強い酒を飲むんだ。 逃げ回るんだ。

歴史を見ているようで

鼓動の音を聞いてみる。 それに名前はついていないようだ。 その答えを探し続けるんだ。 いつか分かるときが来るのだろう。 炎にも打ち勝つ未来がそこにあって。 しかし、どうだろう。 歴史を見ているようで。 きっと試されているようで。 それでも手探りで…