2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
夕暮れ空のした、 家に走る子供たち。 クローバーを見つけたようだね。 港町だから、 白い砂浜がみえる。 カナダはいま何時だろう。 そんなことを考えていたら、 もう塾の時間だ。
光をうけて。 高台にのぼってみたい。 まるで先駆者のように。 森林も見える。 パラシュートを飛ばしてみる。
大航海時代に唱えた呪文で、 都市のバックライトが暗くなる。 逆に、 古代都市に行きたくなってくるんだ。 そこにも、 見慣れたお地蔵さんがいた。 川も流れている。 見たことのないのは船だった。
夏休みとは、 とても長く感じるもので。 鈍行列車は、 にこやかに田んぼを通る。 昨日に書いた手紙を 郵便ポストに入れることも忘れていた。 覚えなければいけないことが たくさんあるからだろうか。 山形の大きな川は、 ぽかぽかとあたたかくて、 水がずっ…
ヴュルツブルクへの旅の途中、 ドッペルゲンガーを見る。 丸いような湖の近くだ。 フラッシュのような雷が見えた。 体が宙に浮いているような感覚になる。 だれにも言わないことにした。
国立市に足を運び、 ほのぼのとした空気を味わう。 するどく光る閃光は、 そこにはなかった。 ドナウ川に流れゆくのは、 やわらかいミントだ。 いろいろな色が混じっていた。 なんとなく、 藍の花が咲いていた気がした。
集中しうる時よ。 なにを結ぶ。 つれづれなる青い星。 やさぐれによる結界。 荻やかな風、流るる。
フリスビーは 生活の一部なのだ。 夏、花開く。 それを見ながら、 公園で本を読む。 夕暮れは 立ち上がる合図だ。 犬は笑っていた。
縫い物をつくる手の平。 かすり傷をつくりながら。 やり方はそのひとの中に。 ページボーイを覚えているかい。 荒波にただ乗っているだけなんだ。
壮大な光の時のホスピタリティ。 紀元前から連なる蛇木に雪がふる。 ワインを飲みながら蘭色の空を感じる。 魚たちも同じ想いのようで。 小川をのんびり下ってゆく。
心の眼で見抜く。 第一の関門、人を引き寄せるパンダだ。 五つの彩を放つ風画をつかみ取れるのか。 ドアは軽くはひらけない。 耳をすませば聞こえてくる、 フルートの音色がカギになる。
琥珀色のフクロウは、 森の展望台から街を眺める。 きれいな夜景は、 にぎわっているように感じるものだ。 人知れず、 夜中に、 この街にたどりつくんだ。 「レイ」 と呼ばれる時計台に向かう。 ライムのような香りがしたんだ。
ぬいぐるみ売りは、 説明会を熱心に聞いていた。 その隙間を走ってゆく。 飾らない赤子のように。 どこかから弓の音が轟いていた。 首をかしげて湧き水をのむと、 いつもと変わらない味がした。
ぶーぶー、 と豚様が鳴く。 仏様のようだ。 しばらくして、 もう一度みると、 泣きわめいていた。 よく見るんだ、 これは太陽と緑の恵みなんだ。 ほら、そこに川も流れているだろう。
ウォールリングでできた道を 通り抜けてゆく。 だれに邪魔されるだろう。 意気込む船は、 ゆらりゆらり。 近づかないでくれ。 先立ちるヒマワリの華が、 笹の葉に包み込まれないように。
清い心。 フィンランドだろうか。 人を惑わせるシャトル教。 ほっと一息つくその瞬間。 映画を見ろと言う。
ビデオカメラを 手に取ってみるんだ。 松の木が、 いつもは大人しそうなのに、 今日は自分勝手にみえる。 そんなときは、 秋田県の温泉だ。 世界はとめどなく進む。 でも季節を感じたなら、 濁りが少しだけなくなるんだ。
赤空に舞う蝶よ。 あなどることなかれ。 きみは聞こえる声を超えようとする。 地下でねむる鳥は導き始める。 別の名を知り空洞になった強き者よ。
戦士がゴブリンに言う。 流れない水に花は揺れるのか、と。 城跡公園を見て走り出した。 どこまでも、どこまでも。 気づくと見たことのない島に着いていた。
アップライトピアノとホルンで 伸びゆく音色を。 ざわざわとにぎわっている。 でも今夜はキャンプをするんだ。 生まれる夜の光は なくならないけれど。 いつも握りしめているんだ。
アスファルトに染み込む水よ。 光無きソノミチカラミエルノハ。 かすかに映る乾いた土だ。 眠りに就くころ火山が酔いしれる。 旋回中の飛行機がミライにきえた。
いずれにせよ ニュージーランドの景観は予想できない。 ダブリンの二人は 列車の旅にでる。 めぐりめく煙のなかを 影を追うように。 ワインが美味しそうだ。 例えようのないものを待っているから なんとも言い表せないんだ。
なにひとつ分からないなかで、 続けてきたものがそびえ立つよ。 雷にうたれるような教えだけど、 塗り替えるようにパズルを並べよう。 冬の岩も大事なのさ。 さあ、パラシュートがカメルーンの夜をとぶよ。
光がリンクして エメラルドが軽快に。 いつからそこにいるんだ。 時空をねじ曲げたのか。 野球の試合は 隣のグラウンドでやっているのに。 瞬きしたら夜になっていた。
ひばり空が舞い上がって、 それを見て。 サーフボードに乗る波は、 ひとつの円を描いた。 美しい。 君たちからの贈り物だ。 長い時間のあとに、 その言葉が届く。
島温泉の魅力について 考えるんだ。 浮いている草花を観察していると ムジョウをかんじる。 オオカミはピエロのように。 だれもいない、 時の引き金かな。 蔦の葉が紅葉しているよ。
フェリーに乗って 優雅に旅立つ。 寄り道しなければ良かった、 ときみは言う。 深い谷は 見たくなかったのだろうか。 いま、 光を集めるように。 寺から見える初日の出は、 なんだか寒そうだ。
こころです。 いつも、ブログを読んでくださり、 ありがとうございます。 2021年になったのでございますね。 今年も、どうぞ、宜しくお願いいたします。 2020年は、皆様、お世話になったので ございますね。 どうも、ありがとうございます。 いつし…