2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
風は止まっているようだが 列車は走り出す。 時がたって自分を想ふ。 わかったことで 変わったこと。 公園にすわりながら なにか一つ。 青空がしめす曇り空。
分割することは難しくて。 片側の行き先を決めれないんだ。 きっと、と思うけれど。 曲芸の渦に飲み込まれそうだ。 それでも黄金の輝きを信じる。
アイスランドは だれもいないような風景だった。 別世界と通じてるようで 神様もいるのだろうか。 ミドリの世界だ。 滝がいくつもある。 その傾斜はきびしい。
ウグイスが鳴いている。 扇子が涼しい。 宿題が終わる。 ロマンチックなドラマを見る。 忘れて眠りにつく。
岩に 藤の花が咲いているよ。 もう少しと。 止まっている冬から 教えてもらって。 モモパンダが見つかりそう。 ショウメイはまぶしい。
昭和四十五年から 目覚めるんだ。 これで良い。 最初から決めていた。 ぶつかり合う波の音が 吠えていたのかもしれない。 さあ、セッティングだ。
江戸時代から そこにある日本の海を見に行くんだ。 その目で見ることが。 誰かに教えてもらうことではなく。 夕日が水平線に近づくときに 飛ぶ鳥たちから迷いが消えるように。
思いがけなく 壺はころがってゆく。 もし なにも持たない なにかが見えたら。 鳥は笑って口ずさむだろう。 河原にむかって語りかけるだろう。 憂いとともに。
赤色の地球。 どこからやってくる。 プラズマが走る。 そこにどれくらいいる。 花壇に花を植えたいんだ。
気づいたら 鏡の世界にいたようで。 だれかはそれを認めないけれど。 伝えたいと繰り返す。 しみじみと星空がなじんでいる。 蘭の花が子どものように。
フランスの七変化、 なんだろう。 風が吹くんだよ。 ひとつだけで良いんだ。 瞳がかがやくから。 雨がやんで雪が待ち遠しい。
ゴルフ場で さわやかな風を。 あの陶芸品は今どこに。 その美しさをまだ。 少しずつ回想をやめて。 のどかなブランコへ走り出す。
逃げるネズミ。 雪露で湿った道をかきわけて。 力強い芽は忠実のままで。 晴天の日を想像する。 組み立ててゆく。
かつおぶしが 林で踊ってる。 川は荒れてきた。 そこを光速で 七人の神が通りすぎる。 天気なんて 真っ暗だ。 月だけが輝いていた。
エンディングに バブルが渦巻いて空を登る。 どこへゆく。 青空の下、 六甲山も見えるけれど。 なまぬるい風も久しぶりだ。 いま、旋回している。
のどかな場所に、 一軒ぽつんとお店があった。 面白そうだったので 入ることにする。 外国の絵が飾ってある。 はずむ会話と、 室内の明かりが夜に響いてゆく。 季節は、そろそろ秋になっていた。
シンクロナイザーの信号が 粒子を飲み込む。 宇宙に届くような涙だった。 空気を変えようと 夜桜を必死で見に行く。 夜のなか 静かに輝いて黙っていた。 どこかからソナタも聞こえた。
奥ゆかしき松竹よ。 深森に鋭い稲妻が落ちる。 井戸に水をくみにゆく。 ジャングルをかき分けて。 防護服は持ったのかい。
春か。 みずみずしい空気だ。 引き込まれる。 電車はどこへ走っている。 アラビアの文字に 答えがあるのかもしれない。
東根の大ケヤキ を知っているだろうか。 それが どうやってできたのかって。 本人は知らなかったりするんだ。 クローンが知っていたりする。 太陽がきれいだ。
ノンクリアの滝を 見に行こうか。 向かってゆく途中で 交差点と出会った。 右を見てみると 浜辺が見えた。 日が暮れるまえに行くために そのまま突き進む。 さあ、 滝に向かって「間違いない」と叫ぶんだ。
朝に吹く風が どこかへ連れて行ってくれる。 じぶんだけが知る名前のよう。 夕風が吹き終わるころの、 小屋から見えるライトニング。 それも、また良い。 パナマのファンタジーまで。
長野へと向かう風景に魅せられて。 たくさんの芽が咲いていた。 広大な分、 優しさが入れるのかもしれない。 忘れてゆくなかで、 忘れないもの。 美術館で味わう感覚に似ているんだ。
焦がした想いは 灯台の明かりのように。 けれども まるで孤独のように。 すこしだけ 温度を下げて狙いを定める。 それは弱さへではなく、 強きものへと向かうみち。 じぶんの心はカメラのように。
覚えたての文字を ペンで書いてゆくんだ。 なにも関係ないように。 星を見るようなんだ。 そうすると コタツから猫が顔をだしてきた。 こうやって出会ってゆく。
まぼろしの戦艦を 霧の中で見たって言うんだ。 まるで天使の光に 守られていたようだと。 電車に乗っているときに それを回想していた。 読み方はいまも分からないんだ。 でも少しずつ霧が晴れていく。
プラネタリウムの半円を 描いたコンパス。 交わることのない時の流れ。 どこかで誰かが夢をみている。 いま君は宇宙の真ん中で。 大きな地図をひろげた。
摩天楼の窓には 熱気が通り抜けて。 鎌倉時代には このような光景が あったのだろうか。 神社は今もあるけど。 禊をくぐり抜けたからか。 あるいは代わりがいないからか。