心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

花は今日も美しい

輝きを磨いてゆく。その多さに驚くのであった。ここで繋がった。リアリティは無いのだ。その言葉の意味を知った。花は今日も美しいものである。

何も無い和室で

久しぶりの感覚だ。 朝の霧がなくなる。 そして目覚める。 何も無い和室で。 田舎の旅館の風景のようだ。 引き裂かれない菜の花が咲いていた。 波の音と同じように立ち上がる。

なんとも言えない夜

なんとも言えない気持ちの夜だ。すごいカウボーイになると言っていた少年。どうしているだろう。自分にも問いかけてみる。やたらと昔を思い出す夜だ。明日から新しい日々が始まる。うっすら、そんな風に思うのであった。

ペンギンの暮らし

ペンギンの暮らし。 快晴の空に虹がかかる。 輝く大陸で出会う。 王様がなにか言っている。 氷の味はどれも違っている。 アコーディオンの音色が響いていた。

新聞をゆっくりと

新聞を読んでみる。 今日はゆっくりと読み進めてゆくのだ。 なつかしい地図が終わらぬように。 あの島は今はどんな色をしているのだろう。 感謝はまだできないようで。 台風の雨がどこかの家を通り過ぎてゆく。

鶯の古い浪漫

駄菓子なんて 食べてみるのでございます。 世界との繋がりが、 なめらかになるのです。 信じられないことが、 いまもそこにあるのでございますね。 美しい旋律とともに。 鶯に古い浪漫を 感じたりするのです。 あなたの目の前に広がる池の水も 同じなのでご…

煙突がありふれている街

美しく砕けちる言葉の破片。 ガーデニングが遠ざかる。 まるで別物に思えてしまっていた。 いつも予想は外れる。 けれども未来の先にいる。 きっと難しいことではない。 煙突がありふれている街に着いた。

景色が移り変わる瞬間に

三つの光の神様が言う。 あなたは何を決めるのか、と。 山の間、そよ風が駆け抜ける。 荒れ果てた荒野には誰もいない。 君はどこかへ向かって走り出す。 その日は雨が降っていた。 景色が移り変わる瞬間に少し見えるんだ。

山の樹々たちは色を変えて

つながってゆく事が、 なにかとの出会いとして。 手を伸ばす時間が、 たまに上手くいかないけれど。 そうやっているうちに、 山の樹々たちは色を変えてゆく。 天を少しだけ見て、 水がきらめいているのを感じる。 それでも、身にまとう光は、 明るさは失わな…

海の暮らし

ガラスの花瓶が、 浜風に揺れる。 なんだか、心地よさそうだ。 今日で一番強い波が押し寄せる。 鳥たちは羽ばたいて遠くへ行ってしまった。 そんな海の家での暮らし。 月の夜の散歩もするんだ。 海が怒っていて、少し怖かったけれど。

闘牛と「水のせせらぎ」

太陽の下、夏の日。 牛たちはマイペース。 周りの音も少ない。 神社の静けさを思い出す。 闘牛はここには居ない。 水のせせらぎ、だけそこにある。

鏡を見たくない君と

そこから脱出するために。 うすら笑ってみる。 仲間と連絡を取りあう。 いつか手を差し伸べる。 今はそれでいい。 見分けがつかないんだ。 鏡を見たくない君と。

京都の茶屋の女主人

伝えてゆくんだ。 京都の茶屋の女主人が、そう言った。 博物館へと走る。 説明はいらない、とのことだった。 サーカスを見に行けば良いんだ。 ジャグリングするように。 その名を確かめるんだ。

新世界

その風景に心がおどる。 そして不思議なことが起こる。 いつの間にか恐れていた。 誰かに見られているようで。 川辺に花びらが舞い上がる。 新世界だ。

聖なる日の使者

もどかしい想い。 なにか悪いことをした気もない。 夏の夜風が吹き続いて。 美しく見えるものも変わりはない。 歩み始めようとする時に問いかける。 聖なる日の使者のようだ。 自分の心が、それを見たがっていた。

ラスベガスの別荘

ラスベガスの別荘にでも行く事にした。 机から離れるのも良いものかもしれない。 高級車が走っている。 まるで鏡にように反射しているようだ。 靴紐を結びなおしてみる。 だれかの言葉は聞きたくない、 と君が言った。 再び出会えた気がした。

メビウス

閉ざされた心を持った白い鳥。 喜び方は忘れていないようで。 その名を知る人はいないようで。 虹が出ていたんだ。 飛び散る雫が伝わってゆく。 今夜は寒い夜になりそうだから。 メビウスの輪でも作ってみるとする。

落ち葉の意味

本当は違うのかもしれない。 誰かに聞いてみる。 みんな孤独なのかもしれなかった。 その場所へ行き、 初めて知るのだろうか。 その笑顔の意味は。 道端には、 葉っぱが一つ、落ちていたんだ。

自転車に乗った少年

人々が今日も、 どこかへ向かっている。 そんな中、 公園に行くと、 ほのかに木の香りがしたんだ。 少しばかり、 道に迷ったようだ。 自転車に乗った少年が、 通り過ぎてゆく。 高原でサッカーを するのだろうか。 地面に少しひびがある荒野に、 一台の車が…

空への想い

夕陽でオレンジ色に、 街が染まっていたんだ。 いつものように、 梅のジュースを飲む。 見透かされたように、 人々が交錯してゆく。 だれかの言葉が残っている。 空気の流れを変えて、 空への想いをたしかめてみた。 そこには、 優しい風が吹いていたりする…

夏の夜

快晴の夏の日、 だれかが布団を干しているのが見える。 のどかな日々だ。 こんな時に、ふと幸せについて 考えてみる。 別の家からは、 母親が子供を呼んでいる声が聞こえる。 故郷の香りを探して、 山の展望台へと駆け出してゆく。 夜には、夏のにおいがして…

鍾乳洞と眠そうな人

眠そうな人が言った。 歴史を見たい、と。 どうしても見たいものなのか。 分からない時に、 君の影に心が落ち着く。 光の輪に惑わされているようで。 鍾乳洞の中は、 明るいけれど、 どんよりとしていたんだ。

フィラデルフィアの石

フィラデルフィアの石との勝負。 小鳥たちは、さえずりをしながら、 それを優しく見守る。 相手をみくびったのか、 微笑みがこぼれた。 忍術では油断してはならぬ。 まぶたを閉じて、 そっと思い出す。 この空間は、奇跡の場所だ。 いま走り出すんだ、と叫ぶ…

古代エジプトの文字が読めなくて

世界をみてみると、 さらに世界が見えてきたりして。 呼びかけに応えてくれるとは、 限らなかったりもして。 古代エジプトの文字すら、 読めなかったりするのでした。 大きな海の波は、 まるで生きているようでございます。 そして自分自身の存在の大きさを …

讃美歌が聞こえてくる

讃美歌が聞こえてくる。 それは、どんな歌だろう。 やまびこがそれに応える。 鳥たちは真上を飛んでいる。 森の精霊の方を見ると、 思ったよりも、ずっと明るい光だった。 そして、 その光はだれかと出会うんだ。 天才の発明とともに。

今日も元気なあの街が、呼んでいる気がした

色々な事をしてきたなあ、 と振り返ってみる。 どこかのダムに行った記憶も、 うっすらと蘇るんだ。 きっと、なにかに現れていて。 たくさんの道が、 ひとつになってゆく。 寒い日も、暑い日も、 当たり前ではないようで。 今日も元気なあの街が 呼んでいる…

忘れかけていたキーホルダー

美しい空を、 見上げてみる。 水のにおいがした。 そして 雲が流れてゆく。 忘れかけていた キーホルダーを思い出して、 少しだけ休憩してみる。 まるで糸のようだ。 大海原に浮かんでいる葉っぱを見て、 そんなことを思うんだ。

奇跡の雨と気づくだろうか

紫陽花が、 新たな場所へと向かうようで。 奇跡の雨なのだと、 少し知る。 君は気づくだろうか。 色が生まれてくる。 地面が続いてゆくように。 言葉もないのだけれど、 それはそこにあって。 それでいいのかもしれない。

湖のほとり

湖のほとりで 涼しい夏の日を過ごしてゆく。 そこで詩を書いたりするんだ。 かなり遠くの方で、たまに 砂が巻き上がる。 真夜中になると、 さらに少しだけ涼しくなる。 そこで月を見ながら、 萩を食べたりするんだ。 空気とともに、 ほんの少しだけ、 自分の…