心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

疲れた足で、ふと思う夏の夜

言葉と人がするどく尖って、

まるで刃のようなんだ。

 

自分の想いが伝わらないように、と。

 

疲れた足で大地を踏みしめるんだ。

 

そんな時が、見たこともない風景との

出会いで。

 

気づいたときに、軽やかな足取りの

自分を確かめるんだ。

 

閉じ込められた時間が、

だれかの心を駆け抜けてゆく。

 

それは涙なのかもしれないと、

ふと思う夏の夜であった。