梨の木のまち
梨の木を少し思い出してみる。
あの時は、心のままで見ていたような
気がするんだ。
氷の上をビクビク恐れながら歩いてきた道。
不透明な真ん中を。
いま、透明な心をもって。
歩き出してみている。
それは誰も通ったことのない道だったんだ。
梨の木を少し思い出してみる。
あの時は、心のままで見ていたような
気がするんだ。
氷の上をビクビク恐れながら歩いてきた道。
不透明な真ん中を。
いま、透明な心をもって。
歩き出してみている。
それは誰も通ったことのない道だったんだ。