心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

勇者

降り続く雨のなか、

立ち向かうでもなく、

そこに在り続けるのでした。

 

変わらない強さを、

少しばかり思い知るのです。

 

まさに不可欠なもの、

といったところでございましょうか。

 

そして、

二つ目の光がにらみつける

のでございます。

 

一つ目と、二つ目の間を

さまよう光は、

深森の影から顔を出すのでした。

 

勇者は

その向こうにあるものでなく、

手にとったものを大切に握っておりました。

 

描かれてゆく絵が、

空へと舞ってゆくようでございました。