何かを思う夏の夜
開いて開いて、
開かれてゆくのでした。
無力さと未熟さを知るのです。
大事に、大事に、
道を選んでゆくのでした。
夏休みの蝉の声が、
川のほとりに鳴り響くのです。
ただただ呆然と、
何かを思う日々なのでした。
不思議と眠くはならないような感覚も
あったりする日々でございます。
広大な夜景を見たのなら、
少しばかり夏の夜の暖かさを
感じたりするような気がしたのです。
はじめて協調性というものを
学んだような気もしたのでした。