心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

流れる川と同じように

ゆっくりとお腹に手をあてて、

考えを巡らせてみる。

 

 

思えば、ずいぶんと時はたったものだ。

 

 

それぞれが、それぞれの場所にいること。

 

 

咲いている花を見て、

そんなことを思った。

 

 

数式がやけにむなしく思える。

 

 

列車は今日も何かを乗せて、

止まることはない。

 

 

 

そんな風に見える。

 

 

人々は今日まで争ってきた。

 

 

闘いの記録は、

自分自身を超えていたんだ。

 

 

目をそむけた方が楽になるような気がして、

どこかへと車を走らせた。

 

 

遠い国にでも行きたかった。

 

 

しかし出口はあるように見えて、

どこにもなかった。

 

 

そんなことは考えてみえば

分かることだった。

 

 

あせる心はどんどんと

増えてゆく。

 

 

深海魚はそんなことは

知らないのに。

 

 

食卓でお茶をのんだら、

甘い味がした。

 

 

まるでワインでも飲んでいるようだった。

 

 

セカイは今日もまわる。

 

 

久しぶりに琴でもひくことにした。

 

 

流れる川と同じように、

今だけ時間が止まっているようだった。