2019-04-14 消えてゆく刃 何が残ってゆくのでしょうか。 定めてゆく必要性も ときどき 感じたりするのです。 すべてのものを 砕いていければ良いのかもしれない などと思ったりしたものでした。 授けるためには 何をすべきか。 金属のような冷たさも 時折、 感じながら。 飛び込むことが 魅力的とは 限らないのかも知れないのですね。 眠っているとき 刃はどこかへと 消えてゆくのでした。 席はもう埋まっていても いろいろな構成がある と知るのです。 そして霧の中、 意識がもうろうとしてきても 会いにゆくのでした。 赤く染まった道を 光を放ちながら 灯台へ向かうのでした。