心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

霧雨

どれくらいの時間が過ぎただろう、

と少女が言う。

 

何かに導かれた気がしたようだった。

 

まだ、あまり疲れていなかったので、

絵画を買いにいくことにした。

 

なつかしい香りが、

手足をかけめぐってゆく。

 

すべての色が混じり合って

照らし出していた。

 

それに反射する湖がそこにあって、

髪をぬらしてみる。

 

ゆっくりと立ち上がるんだ。

 

そこで目が覚めた。

 

空気がやけに綺麗だ。

 

昨日から咲き始めた花を見た

少女がそう言った。