2020-05-09 雨の日 今までくすぶっていたものが解放されてゆく。 その音に導かれて。 他を寄せ付けずに台風が荒れ狂う。 方法はきっといくらでもあって。 何にも似ていないようで。 時間の軸が少しずつずれていくような感覚が、 少しずつ作り変えてゆくのでしょう。 その証明をするでもなく、 数を数えてゆく。 スクリューが水をまき散らすように。 雨に打たれた日の記憶がかすかに蘇る。