2020-04-30 神社とうさぎ 鮮やかな緑に囲まれた神社は、 何かに守られているようでございました。 そして、独特な匂いがするのです。 光が届かないその場所で咲いていた葉の横を 列車が通り過ぎてゆくのでした。 うさぎ達がそれを見守るのです。 列車はまるで季節を運んでいるようでした。 月を見ながら昔に読んでいた本を読んでみると、 まるで空に浮いているような気持ちになったのでした。 一区切りついたところで、 絵を描き始めるのでした。 染み込んでゆく色と、弱い雨が 心地よく混じり合ってゆくのでした。