心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

雫と南風

渡ってゆく水辺の雫が揺れ動き、

なにか模様のようなものを作り出していました。

 

そこを南風が通ってゆくのです。

 

血がめぐり、異世界へといざなわれてゆくように。

 

英雄が歌をうたって、そのあと少し笑ったようでした。

 

紡いでゆく言葉はまるで映画のワンシーンのようでした。

 

インディアンは湧き水を求めて今日もどこかへと

向かってゆきます。

 

恵みの雨の恩恵も受けながら進んでゆくのです。

 

ふと気づくと7月になっていたのでした。

 

上空の雲も何かを奪われてしまったようでした。