心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

濃い霧と砂時計

若者が悪びれず桜を眺めて、

それでいて家庭の灯りの下では、

メロディラインが重なりあっているようでした。

 

濃い霧が、

闘いから守ってくれているようだったりしました。

 

満開の桜の横を、

渡り鳥が横切っていくのです。

 

そんな風にして今日もまた過ぎてゆくのでした。

 

深海の奥深くの匂いが、いつかは

明かされてゆくのでしょうか。

 

今まで口ずさんできた歌が

呼び出されてくるというものです。

 

砂時計は外国へと結ばれてゆき、

そこにも濃い霧がかかっております。

 

その道の途中にある宿は、

砂漠の真ん中にあったのでした。

 

周りには華やかな女性たちがおりまして、

手紙を読んでおりました。

 

遺跡への行き方を再確認して、

夏には宿を出発するそうでした。