2020-07-11 問いかけた雨 ずっと前から、 まるで決まっていたことのように。 あの太陽を少しだけ気にしてみる。 妖精たちに届けるための結晶が、 水墨画で描かれていた。 橋が架かっている。 豊かになってゆく。 問いかけた雨は、 涼しい表情をしようとしていた。 答えはまだ分からないようだった。 公園にでも出かけたい気分は、 今日ではなく昨日の時間のようで。