2020-06-27 丘から見える夜景 あの日の言葉を いまだに超えられなかったりするのです。 追いつこうと、 木星なんて見たりしてみるのでございます。 砂丘から見る星空が綺麗なように、 いつの日か輝ければ、と。 銀河のむこうにあるのならば、 手にもっているものを、 そこに置くのでした。 丘から見える夜景が、 ほんの少しだけちらついて。 ときを超えて、 だれかに会えたりしたのでした。 何度も何度も問いかけてゆく。 同じように見えるすべてのことに。