心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

涙の合唱曲

羊の数を数えているうちに、

眠っているのでした。

 

灯りをともすために、

優しい心をすっと遠ざけるのです。

 

人それぞれの正義は違うようだ、

と笛の名手が言っていたようでした。

 

伝えてゆく感動が

少しだけ分かった気がしたのです。

 

国境を超える時には、

夕陽がまぶしいようでした。

 

手紙を読みながら、

涙を流しながら、

何かから目をそらすのでした。

 

合唱曲を覚えているときには、

今を感じることができているようで、

心はどこか遠くにあるような気がしたのです。