2020-04-22 何も聞きたくない冬 解読不可能に見える数式も いつかは水のように溶けてゆくのです。 まるで根を強くもち、 たくましく生きる植物のようだったりするのです。 いつも見ている景色とは少し違くても きっとどこかにそれはあるのだと思うのですね。 不思議な色なのです。 引き返すことのできない道を歩んでいる 勇敢な戦士のように。 何も聞きたくない冬が、 昨日に変わってゆくのでした。 自らの役割を全うするのでした。 だれかの声を疑い始めたときに 何かが始まるのかもしれません。