心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

上空と下空

上空と下空がのびてゆく。 すこしだけ磁気をおびて。 それはわずかな違いだけで。 その先がどうか見えますように。 にらみつける眼は見抜くだけか。

霧を追い越して

コーヒーを飲んでいると 学校のチャイムがきこえてきた。 くぐり抜けて 枯葉が少しヒカル。 けれども、 まだ穏やかで。 追い越したのか分からない。 霧のなかにいるようだ。

そんな途中で

山奥に 村があるんだ。 自然の中で。 扉を閉める必要もない。 そんな途中で 宝石は見つかったのだろうか。 みんなで春を迎えていた。

イタリアを初めて見たとき

イタリアを 初めて見たとき。 桜が舞い散るような。 溶けるような 暑さではなかった。 そこから始まったのか。 目つきが変わったんだ。

月桜

月は美し、 桜は儚し。 風がふく。 鳥はとびたつ。 同じ空のした。 無人島の草花も。

なつかし

九州の温泉は どんなだろうか。 疲れがとれるような。 のんびりと そこで過ごすんだ。 そして目がさめると 洞窟にいたんだ。 なつかしい人の優しい笑顔だ。

その緑が続くように

ずっと その緑が続くように。 あの村も。 いつかの戯言も だれかの胸に届くと。 雨の音を聞きながら 世界を想ってみる。 小さな花の涙をしずめながら。

まぼろしの色を探すために

甲州弁のすごい言葉が 金の砂を運んでくる。 君は流行に魅了されずに。 本を読んで花を織る。 まぼろしの色を探すために。 小さい茂みがかすかに動いた。

勝利の夕陽

グラウンドの端で アヒルさんが泣いている。 以前からあった風だ。 勝利の夕陽はかがやいている。 よく似たかたちをしている。 大気圏の時空が歪んでくるようだ。

深海魚

太陽が照らす。 川も海も。 三味線の音色も。 深海魚よ、不透明かい。 結ぶことに意味はないように。

なくしてしまった心

魚よ、 どこへゆく。 なくしてしまった心が。 桜前線が活発なんだ。 交錯するたくさんの思い。 手探りで笑われながら。

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皆様、いつも、お世話になっております。(^^) いつもブログの詩を読んでくださり、とても、光栄なのでございますね。 今回のブログは、 ブログを開設しておられる方向け、になってしまうのでございます。 詩を楽しみに読みに来てくださった方、誠に申し訳ご…

貝塚

きょうの雲が モヨモヨと。 しっぽを払う犬様だ。 山のぼりで ドミノにならないように。 貝塚は なにを教えるのだろう。 ハイビジョンテレビと モノクロの対比に唖然としてみる。

半月、破れの如し

半月、 破れの如し。 孤独ながら、 風きりハシル。 連合国、 神とならず。 壁超え、 なにかかわる。

導くものの不誠意

レイが そこらへんを 彷徨っているように。 グロースする。 きみはステップして。 導くものの不誠意か。 でも平常心をとりもどす。

丸山千枚田の癒し

丸山千枚田をみていると 癒されるんだ。 なにごともむずかしい。 そんな思いをのせて 人々が行き交っている。 ひな祭りには喜びを。 映画を見てなごんだりもする。

ゆらいでいる絵巻

ゆらいでいる絵巻をもって 空港へと向かっていた。 アメリカの古そうな曲が 流れていた気がするんだ。 川の風をあびたくなる。 インドへのタイムスリップだ。

迷える子羊

どんぶらこ、どんぶらこ。ゆらゆらと。波はないのだけれど、すこしこわくなったりして。迷える子羊がそうさせるのか。さて。

春船

春船だろうか。うれしくもあり。動きだす戸惑いと。流れ着いた島の勇気。こころ強くもあり。

夏の市民プール

夏の市民プールはにぎわっていて。まるでそれがすべてのように。なにを問う。ビーチボールが宙を舞う。ときが止まったようにスローモーションで見えた。

空気のダイヤモンド

浅川は のどかである。 スズメ様も そう思った。 空気のダイヤモンドが ふるえる。 水が蒸発した。 もしも 空の色が変わったなら。

風となり

成長した草は 風となり樹木に寄り添う。 国立公園だ。 フェンスは古代エジプト。 竜巻が荒れ狂うけれど、 なぜかこわくない。 今日は夏だから 日が長いんだ。

鴨はのんきにラクダは地道に

あたたかい鍋料理は 流氷をこえて。 木の道を歩んできたんだ。 ゆらりゆらりと。 竹でも取りにゆこうか。 鴨はのんきにラクダは地道に。

菜草の鳥休み

菜草の鳥休みだ。 風車をゆったり見る。 オーライの声が聞こえる。 古き良きロマンなのだ。 ゆるやかな風が。

その滝のふもと

その滝のふもとだ。 小川も流れていて。 光のエールに包まれて。 小石と植物があって。 ヘリコプターが横切る。

水の泡がらせんのように

黒魔術で語る。そして無人島で暮らす。三日月も一緒に考えてくれる。流れ着いた者もいる。水の泡がらせんのように混じる。

宮台

やまびこは返ってくるけれど、 だれもいないんだ。 流水どこへゆく。 空から手紙がおちてきた。 宮台へむかってみる。 だれもいなかった。

最果ての北山

最果ての北山が。 雪のホワイトアウトよ。 森林のきびしい眼だ。 笹はメロディを吹いて。 旅人は住処をさがす。

ピエロスタのお城

地層を目の当たりにして、 雪花の強さを思い出したりするんだ。 ブラジルの夏をもつつみ込む。 トロッコの浪漫も そこにはあるんだ。 ピエロスタのお城のようだ。 そこに咲いているんだ。

少しだけそこにいるように

少しだけそこにいるように。色付く季節が。暖かくも冷たい風も。窓から見える景色。のどかなんだ。