青の陶磁器には、 なにかが映し出されていて。 その景色を見るために、 守って伝えてゆくのだと。 寒い日の白い吐息が、 空と混ざって溶けてゆく。 腹を立てるような日が 色褪せても。 また、すぐに思い出せるんだ。
炎のような鳥は、 月夜を泳ぐ。 色褪せる街に 明かりをともすように。 すこし涼しいから 芸術から離れてみる。 以前つかっていた 和紙の美しさを知る。 放物線をえがくように 流れ星が宇宙を渡る。
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