心の旅詩 -あるがまま-

不思議と癒されてゆく心の旅詩。あなた様が少しだけリラックスをして自然体で癒やしを感じられるように。鬱、いじめ、孤独、痛み、すこしでも解放されますように。

色褪せずに輝いている

積もってゆく雪が太陽の光で

照らし出されているのでした。

 

その村には、

なぜか雪は届かないのです。

 

しかし人々は明るく楽しそうで、

にぎわっているのでした。

 

村以外のすべてと

関わりを避けているようだったのです。

 

時計というものはなく、

眠くなったら皆、

眠りにつくようでございました。

 

そんな村にも満月の日があるようで、

その日だけは特別なようでした。

 

名前も知らぬ者もちらほらいるようですが、

それでもなごやかな街の雰囲気でございました。

 

地図にはない場所だったので、

その村が知られるのは、

ずっと先のことでした。

 

色褪せずに、

まるで時間が止まっているように

輝きつづけるのでした。