小説を読んで神社に行く
その門をくぐれば、
なにかが変わるんだ。
小説を読んで、
神社にゆくのだ。
その名前がないと思えば、
すこし怖くなった。
その象徴の真実を、
あなたは知っているのだろうか。
どこか似たような雰囲気を
持っているのであった。
通れない道を目の前にして
通れない道を目の前にして
なにを思っただろう。
河原に立っている誰かを
見過ごしていたけれど。
いま君は何を思う。
輝いているものを見て、
何を思うんだ。
いつだって
忘れてはいけない景色なんだ。
深海の宮殿
深海の宮殿に
行ってみるのでございます。
とても暗い世界のなかで、
かすかに光っているものがありますね。
甘酸っぱい梅のような。
とても穏やかな緑なのでございます。
きっと空気の泡が
舞い降りているのですね。
広大な田んぼを想って
遠く離れた誰かと、
話し始めるんだ。
なにを失うのだろう。
広大な田んぼを想って、
また一つ学んでゆく。
その名前を呼ぶのは
見知らぬ誰かだった。
思い出したようだ。
それは難しいことではない。